東京五輪、中止か延期を=「IOCと日本は無責任」―米紙
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オリンピックが真夏に開かれるのは、米三大ネットワークの意向が大きいのでしょう。IOCも日本も忖託して、中止も延期もままならない。
ワシントン・ポストが、両者を批判しつつ、三大ネットワークのコンセンサス形成を暗に促しているなら、立派な社説です。
もうちょというなら、NBCがオリンピックだけど、アメリカン・フットボール、バスケット、野球、アイスホッケーの4大スポーツの時期と放映権も絡みます。今やFOXを入れて4大ネットワーク。昔は、何でMonday Night Footballなんていう変則があるのかと思ったら、今はThursday Night Footballまでが十大人気TV番組にランクインしています。。。
オリンピックは、しょせん、刺身のツマのような扱いです。夏季五輪では、バスケットバールの最終戦がプラチナで、冬季五輪は、アイスホッケー最終戦です。米ソ対立がなくなっても、ロシア、中国、カナダとの「戦い」には興奮するのです。。。東京五輪も、延期でも中止でもなく、バスケットバールと100m走だけの無観客開催にしてね、と言われたら、ギャフン憤死状態です。ニューヨークタイムズが既にオリンピックを中止すべきだという主張をし、ワシントンポストも同様の主張をしました。
しかし本当に中止や延期がされるかは、ワシントンポストやニューヨークタイムズより、むしろ米国でオリンピック中継をするNBCテレビがどんな立場に立つか。そこが気になります。
NBCテレビがIOCに巨額の放送権料を支払っていることで、IOCの決定に大きな影響を持っていることはよく言われています。そこで、NBCが中止や延期という方向に傾けば、一気に形勢は変わると思います。NBCはオリンピック中継をやらなくなることでの損失を補填する何らかの選択肢を考えているのでしょうか。
ワシントンポストやニューヨークタイムズが、もし米国のテレビ局のコンセンサス形成まで意識しているなら注目されます。