【1分解説】Slack最新決算から読み解く「対マイクロソフト」戦略

2020/3/16
ビジネスチャットツールを提供する米Slack(スラック)が3月12日、2020年1月期(2019年2月〜2020年1月)の通期決算を発表した。
新型コロナウイルスの流行によるリモートワーク需要の増加で、ビデオ会議ツールの米Zoom(ズーム)などとともに注目度が増しているSlack。
NewsPicksでもその思想や使い方のテクニックなどを取り上げてきたが、目下の課題は急速に利用者数を伸ばしている米Microsoft(マイクロソフト)のチームコラボレーションツール「Teams」との争いだ。
経済ニュースを「数字」でつかみ、ビジネスパーソンの数字感覚を養う連載「The Numbers」。
今回はSlackの通期決算から、最新の業績と幹部が語った「対マイクロソフト戦略」について解説する。
INDEX
☑️売り上げ「56%」増加
☑️ユーザー数は1200万人に
☑️893社の「大口顧客」
☑️時価総額は1兆円超え

売り上げ「56%」増加

まずは、トップライン(売上高)から見ていこう。