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京都や大阪の大規模病院でもマスク不足が深刻

NHKニュース
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注目のコメント

  • 小林 裕之
    外科医

    皆さんもうご理解されていると思いますが、マスクは自分を守るためではなく、周囲の人に感染させないためにあります。自分を守るためならN95マスクを使用しないと意味がありません。

    なので私は手術や処置のとき以外はしていません。
    そのマスクが不足気味という記事で、確かにそのとおりですが、そこまで深刻とは感じていません。

    それよりベッド、呼吸器の問題の方が現場では深刻です。
    定期の癌手術(決して緊急ではないけど何ヶ月も後になると生命に関わります)ができなくなる不安はありますね。。


  • 山田 悠史
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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    新型コロナウィルスの話をするのであれば、「一般の場における症状のない方の、予防のためのマスク装着は不要」です。

    これは、推測上の、可能性のあるマスクのメリットを必ずしも否定するものではありません。少なくとも科学的根拠を示すことができず、優先順位として順番が大きく下がるということです。

    もし今マスクを少しお持ちなら、症状が出たときのために、ご家族のケアが必要になった時のために、今使わないことが賢明かもしれません。

    医療機関でのマスクの必要性は、言うまでもないかもしれませんが、非常に多岐に渡ります。コロナウィルスの入院患者さんの数は国内ではいまだ限定的です。しかし、咳をしている方には優先的に装着しなければなりません。イタリアからの報告では、医療従事者の感染者は全体の1割ほどにも上ります。

    また、髄膜炎菌、インフルエンザ桿菌、マイコプラズマ、例をあげたらキリがありませんが、非常に多岐にわたる患者さんの診療にマスクを必要としています。一定の時間を要する、清潔野を確保して行う処置、手術にもマスクが必要です。緊急性のない手術は、延期をしている医療機関もあります。しかし、緊急帝王切開、お子さんの虫垂炎の手術、待機のできない手術も多数あります。マスクがなくなれば、安全に手術はできません。

    多くの医療機関でも、必要なところにまわせるよう、一般診療でのマスクの使用を禁じるなどして対応をしています。これは、京都や大阪に限られた話ではありません。東京でも埼玉でも同じです。

    資源には、限りがあります。


  • 片山 大介
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    日本維新の会 参議院議員 兵庫県選挙区選出

    各地で深刻。
      
    ある感染症指定医療機関の看護師は、マスクなしで患者のところに入るケースもあり、「自ら犠牲になるか、仕事を辞めるかのどちらか」と話しています。
     
    医療機関へのマスク供給については、先月末に政府のスキームが作られたはずですが、どこかのラインで根詰まりを起こしています。
      
    また、医療機関宛てにマスク1500万枚を国費で購入して配るとしていますが、こちらは、まだ配付の仕方も決めていないと言います。
       
    医療現場はひっ迫していて、16日の参院・予算委でただします。


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