フランス 全土で学校休校へ 新型コロナウイルス感染拡大で
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追記速報(現地時間3/14土曜夜):
フランス首相が全土でレストランとバーの営業閉鎖を決定 です
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こちらフランスです。
一昨日、大統領演説予定が発表され、今夜は8時に多くの世帯がテレビを見ていました。
演説途中の学校クローズあたりからメッセージが勢い良くSNS等で流れ始めましたが、キッズはスキーバカンスで2週間休んでたばかりでのお休みなのでどうも喜んでいる様子。
さて仕事ですが、国際機関(ITER)で戦略責任者をしている関係上、
本件は明かに対策案を立て意思決定をしなければなりません。
自分が日本人であるので一月末より日本での進展をモニター分析しておりました。結果、現地の人々よりも格段に事前情報が多くかつ事例をイメージ出来ているので我々ITER機構としてはパニックもなく明日からも粛々と対策案を準備通りに実施していく形となります。
どれだけ持ち堪えられるのかわかりませんが、公的機関として責任あるアクションを取りたいと思っております。マクロン大統領の発表で重要なのは、「この危機への対策に必要な人員が職務を継続できるよう、地域ごとに託児措置を整えた…」という旨の宣言だ。唐突に学校を休みにしてしまうと、社会全体の正常な動きを停滞させ、ひいては医療や保健といった機能も混乱するからだ。実際、社会全体が機能しない中、医療や公衆衛生だけがフル回転できるなど有り得ないだろう。
日本、イタリアに続き、フランスもですか。
こうなると、先頭を切って対応した日本の総理・文科大臣に対する批判が途端に鳴りを潜めるのは、どういうことなんでしょうね。
別に世界の国々、特に欧米と同じことをしようとも、批判するべきことはありますし、逆に日本しかしていなくても、称賛するべきものはあると思うのですが。