「一生懸命生きる」ことを否定した本が、日韓でベストセラーとなった理由
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韓国で大人気を集めているベストセラーエッセイ『あやうく一生懸命生きるところだった』が日本でも良い反響を呼んでいます。タイトルを見るだけで心が揺れるほど今までなかった発想で、自分の人生を振り返ってみることができます。
今韓国では「一生懸命に頑張ることをやめよう」という動きが若者を中心にありますが、そこには「競争」がキーワードです。つまり、自分自身を失ってても競争に負けたくないから頑張ってしまう人に、そういうのをやめようという意味です。一生懸命に頑張る全ての人を否定することではありません。
韓国も日本も夢を持ってない若者が増えていますが、このような時代をエッセイ『あやうく一生懸命生きるところだった』が反映しているのではないかと思います。一度立ち止まって自分自身のことをしっかり考えてみるのも大事ですからね。(追記)間違った目的のための人生なら一生懸命は不要ですが、本来、人生は「面白そう」と思うことに一生懸命取り組むべきで、そうでないと面白くない人生で終わってしまいます。
「人生は自作自演のドラマ」です。
(原文)他人と競うため、出世するため、お金儲けするため、などの目的で一生懸命になるのは、犠牲が多過く、結果的に得るものが少ないかも知れません。
しかし、自分がやりたいこと、「面白そう」なことには、一生懸命取り組むべきだと思います。
その結果、得るものがあってもなかっても納得できます。
一度の人生、「面白そう」なことに一生懸命になりたいものです。一生懸命になる…決して悪くないと思う。本気度が高く、真剣に取り組んだからこそ得られるものは、その人の人生において、大きな"意味合い"を持つし、生きる上での"柱"になると思う。
個人的には、何に、一生懸命になるか次第だと思う…。"好きなこと"に一生懸命になるのは極々自然だから、逆に"頑張り過ぎないで…"と声を掛けてあげることが周囲の人達ができることかと。熱中し過ぎて近視眼的になり、視野が狭くなるから…。コーチングの効能は、この辺りにあると思う。異なる視点で自分を理解してくれる人=コーチを持ちたいですね。