ドゥテルテ比大統領、マニラ首都圏で移動制限 新型コロナ感染拡大で
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「マニラ首都圏」とは、「メトロ・マニラ」と呼ばれる範囲を指しますが、居住人口は実質2000万人です。面積は619㎢で、東京都の23区と同じです。日本人も1万人近く住んでいます。
この「移動制限」は、ドゥテルテ大統領の発表当初、具体的なことが発表されていなかったので、多くの疑問が寄せられました。たとえば、
・マニラ首都圏外に住んでいて、毎日首都圏に通勤している数百万の人々は、通勤できるのか？←通勤してもよい。
・流通はどうするのか？食料品や諸々の物品、それに運輸業者は首都圏に入ってもよいのか←入ってもよい
そうなると、毎日個々人をチェックするとも思えないし、あまり変わりは無いと思えます。航空機くらいでしょうか。ただ、物価統制は行われそうです。
結局、首都の封鎖などできない、ということになります。当初は、流通もサービスも全て止まることが危惧されて、買いだめに走る人々が見られました。
(追記)マニラ首都圏への入り口での検問は、3月15日の日曜日から開始するそうです。膨大な人数になると思いますが。身分証の提示が求められるそうですが、医療検査をするかどうかについては触れられていません。
バスなどの公共交通機関も、マニラ首都圏への出入りを続けるそうです。
