国籍と遺書、兄への手紙
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「自分のバックグラウンドの一部に、なぜ後ろめたさを感じなければならないのか。それ自体にも違和感をぬぐえなかった」というくだりは、日本人の心に突き刺さる。私は1979年、韓国の延世大学韓国語学堂を卒業したあと、帰国して、港区にあった月刊誌『コリア評論』を主宰されていた金三ギュ先生のところに通った。そこで知り合った在日の友人がたくさんいる。雑誌には毎月投稿をしながら育ててもらった。在日の友達たちは民族、朝鮮半島の歴史を真剣に考え、論ずる真面目な人たちばかり。バックグラウンドを理由に在日の人たちにストレスを与える日本社会のありかたはおかしい。