青山商事、通期赤字予想203億円に拡大 新型コロナでスーツ需要減
時事ドットコム
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息子の大学が決まり、先日、入学式用のスーツを購入するため、洋服の青山に行ってきました。
いつも駐車場はガラ空きだったのに、この日は満車で、別の場所に車を停めて、店内に入りました。
我が家と同様、入学式用のスーツを購入する家族が何組もおり、店員も来客への対応に大忙しのようでした。
今は繁忙期なのかと思いましたが、確かに世の中はカジュアル化が進み、スーツは売れないのでしょうね。
コロナの影響で、式典やら中止になり、スーツの購入を断念する人が増えれば、尚更ですね。
注目のコメント
それにしても拡大した赤字額がものすごい。コロナ問題でリクルートスーツ販売が苦戦したのは青山だけではなく、今後、同業他社にも同様の業績下方修正の動きが広がりそう
スーツは新卒向けやリクルート学生向けが伸びる1-3月が稼ぎ時だけにコロナ問題は痛いですね。しかもミニット・アジア・パシフィックの日本事業に係るのれんの減損損失40億円も計上するとのこと。
4つに分類できる。
①コロナの直接的影響。これは年間の営業利益の半分超を1-3月期が占め、そこへの客数が少ないから。これは営業利益にヒットして営業利益の下方修正94億円のだいぶぶん。
②コロナの間接的影響含む、構造課題。これは店舗減損にかかる費用。Q3までに約15億円織り込み済みで、今回通期で50億円なので新しくは35億円。税前利益以下でヒット(会社開示は経常より下は当期純利益しかないが)。
③ミニット・アジアの減損。これは40億円で新規、②とオナジヒットの仕方
④それ以外の下方修正。今回当期純利益では183億円の下方修正で、①~③の合計で約170億円。税金関連で繰り延べ税金資産の取り崩しなども発生してるだろう。