京大が卒業式と入学式中止 新型コロナ
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卒業式の中止は、日本のほとんどの大学がすでに決定済みのことなので、京大の決定はかなり遅い部類に入ります。
各大学で議題になっているのは、入学式と、4月からの授業をどうするか、ということです。最も早く決定を出したのは早稲田で、授業の開始は4月20日以降、ということは決定・公開済みです。
授業のオンライン対応、という話も出てきてもよさそうなものですが、文部科学省の決定が出なければ、そのような対応は出てきません。なぜなら、文部科学省の規則で、オンラインのみの授業は通信制に分類されているからです。通信制でなければ、大学の講義室で授業をやらない限り、大学の授業とは認められない、というのが基本的な規則です。この規則が変えられない限り、通信制課程以外では、「オンラインのみの授業」では単位の出せる授業はできません。「教育というミッションを遂行するために必要な対応を優先する」
(入学式はしなくても学校は再開するということと解釈しました)
使命感のある言葉ですね。
「教育」に携わる者のプライドも感じる発言だと私は思いました。
「生徒も含めた感染拡大リスクはどう考えるのか?」、という声が挙がるのは覚悟の上でしょう。
中小企業の経営者の端くれとして、
従業員の家族まで含めた健康・生命をどう考えるのか?
私たちの仕事は、止めていい仕事なのか?
止めてはいけない社会に必要とされている仕事なのか?
このまま全従業員テレワークで、会社は経営的に大丈夫なのか?
不都合な選択肢に決断(断つものを決める)しなければいけない時期だと思っています。「教育というミッションを遂行するために必要な対応を優先する」
このタイミングで判断を出されたのは英断だと思います。
早めに知れることで、学生側の無駄な移動や準備、大学側の設営のコストや非公式な新人歓迎イベント?を防ぐことができます。
(個人的には、毎年恒例の非公式イベント、大好きです笑)
しかし、日本をリードする学術機関でもあるので、みな東大京大の動向を見ているところだと思います。
そして授業開始のタイミングは変わらず、現時点で不透明ですので、今後の政府の動向とともに注視していきたいと思います。