【丸亀製麺 社長】絵空事を思い描くことから、現実が変わり始める
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「シゴテツ -仕事の哲人-」、「丸亀製麺」を展開するトリドールホールディングス社長・粟田貴也さんの第7回(最終回)です。「絵空事を思い描くことから、現実が変わり始める」と粟田さんは自身の経験から語ります。自粛自粛で行動の制限が多い現在ですが、頭の中は自由で制約がありません。大きな夢を描き、仲間と共に“大ボラ”を吹きまくってはいかがでしょう。
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新型コロナウイルスの感染拡大防止策に伴う営業自粛、休業要請によって、甚大な打撃を受けている飲食業界。釜揚げうどんチェーン「丸亀製麺」で急成長を遂げてきたトリドールホールディングスの粟田貴也社長もまた、嵐の真っ只中に立つリーダーの一人だ。
吹きすさぶ風を受けながらも、意外なほどに彼の目は輝いていた。危機に際し、一層揺るぎないものになったと語る「仕事の哲学」とは。全7回)
■第1回 コロナ直撃、外食産業が生き残る道
■第2回 「こうなりたい」と強烈にイメージしなさい
■第3回 他の店と同じことをしても生き残れない
■第4回 「繁盛の極意」は2つ
■第5回 “無謀”な挑戦をやり抜いて勝つ
■第6回 人を成長させる、たった1回の「体験」
■第7回 絵空事を思い描くことから、現実が変わり始める”ビジョン”を掲げるという絵空事と、”ゴール”が高い水準であるという絵空事。
絵空事には二つあります。
リーダーにとっては、狭い視野で思考すると、大きな結果を得ることはできない。だからこそ大胆な方針と方向性を示すことによって成果を出していく必要があるという考え方をすると、顧客のために従来と異なる新しい視点を持って、あらゆる可能性を模索せざるを得ない。
また、更にリーダーが常に高い水準でゴールを設定し、その追求にこだわり継続的に求める水準を引き上げることにより、チームがより品質の高い商品やサービス、プロセスを実現できるようになるという考え方があります。かなり、現場は疲弊しますが、確実に成長します。ただし、リーダーは水準を満たさないものは捨てる決断をし、問題が起こった際は確実に解決して再び同じ問題が起きないように改善すべく行動を起こさなけれ示さなければいけません。
得意・不得意はタイプによっても異なりますが、現実を変えていく方法論としては、どちらも必要なのかもしれませんね。「なりたい自分には誰でもなれる。強烈にイメージさえすれば――。」
いま私がすごく実感していることです!
「あの人に直接お話しを伺って、その人のことを書きたい」という思いで書き続けてきた2年弱。
その夢はひとつひとつ叶いつつあります。
強烈にイメージして、そこに届くまで少しずつスライドしていく。
書いたことがなかった状態から、NewsPicksで書けるようになったのは、夢を捨てずにいたからだと思っています。この記事を読み、これからもその思いで進み続けたいと改めて感じました。。。