ついに始まった?工作機械の下方修正ラッシュ
東洋経済オンライン
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工作機械は循環的な産業。10年以上の交換サイクルで、増産をしない限りは更新サイクルだけ。需要が伸びないどころか、縮むときには、顧客企業の設備投資に回せる資金も減るわけで、更新サイクルさえも伸ばす。だからリーマンショックの時は2007年1.6兆円→2009年4000億円と1/4に縮小した。
ここ数年は1兆円(月次で1000億)を平均的に超える水準がずっと持続していた。外需だけじゃなく内需も年間4000億円を超えていて、こういう景気状況になってくれば、2年ほどのお休みは一種必然。
https://newspicks.com/news/4288205
https://newspicks.com/news/4529111先週末に発表された牧野フライスの下方修正。実質的にこれは1-3月の業績が芳しくないというニュースで、ある程度想定されていたことかと思いますが、株価はネガティブに反応しています。円高もあることでしょう。
問題は来期計画。コロナウイルスの進展次第では、来期初に通年の業績予想を出さない(出せない)企業が続出すると思います。視界不良というのはそれはそれでセンチメントを悪化させそうです。