ついに始まった?工作機械の下方修正ラッシュ

東洋経済オンライン
米中貿易摩擦など通商問題に振り回された工作機械業界が、またしても不測の事態でつまずきそうだ。工作機械大手の牧野フライス製作所は3月6日、新型コロナウイルスの拡大によって中国などで売上、利益が減少する見…
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工作機械は循環的な産業。10年以上の交換サイクルで、増産をしない限りは更新サイクルだけ。需要が伸びないどころか、縮むときには、顧客企業の設備投資に回せる資金も減るわけで、更新サイクルさえも伸ばす。だからリーマンショックの時は2007年1.6兆円→2009年4000億円と1/4に縮小した。
ここ数年は1兆円(月次で1000億)を平均的に超える水準がずっと持続していた。外需だけじゃなく内需も年間4000億円を超えていて、こういう景気状況になってくれば、2年ほどのお休みは一種必然。
https://newspicks.com/news/4288205
https://newspicks.com/news/4529111
先週末に発表された牧野フライスの下方修正。実質的にこれは1-3月の業績が芳しくないというニュースで、ある程度想定されていたことかと思いますが、株価はネガティブに反応しています。円高もあることでしょう。
問題は来期計画。コロナウイルスの進展次第では、来期初に通年の業績予想を出さない(出せない)企業が続出すると思います。視界不良というのはそれはそれでセンチメントを悪化させそうです。
株式会社牧野フライス製作所(まきのフライスせいさくしょ、Makino Milling Machine Co., Ltd.)は、東京都目黒区に本社を置く工作機械メーカーである。なお、現在では厚木事業所が本社機能を担っている。 ウィキペディア
時価総額
1,446 億円

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