東証、一時千円安
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915現在日経平均-4.4%(1万9850円)、TOPIX-4.15%、マザーズ-6.5%、REIT-2.44%。
先物で割れていたから驚きはないのだが、まぁ割れた。ダウ先物も-1200ドル近くなっている。各国政府・中銀がどう動くかを待っている状態だろうが、一度これだけボラが上がると損切り・換金売り、どんどん出てくる。
一番注目しているのが、米国10年債利回り。取引が始まっていて0.5%近くまで低下、みんな債券に逃げている。これで、あと1週くらいの3月17・18日のFOMCで0.5%利下げして、FF金利が0.5~0.75%になっても、その下限程度。マーケットがこれだけ急に織り込んでいること含めて、早く動くことを督促されているような状況で、一方で早く動き過ぎれば今後の政策手段が消えていく。
ドル円は、一時103円台に突入。北朝鮮のミサイル発射などもあるだろうが、これだけ一気に動くと円ショートポジションの巻き戻しも一気に進むなど起こりそう。
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield
https://www.investing.com/economic-calendar/cftc-jpy-speculative-positions-1614ダウ先物も1000ドル以上下がっていますから、マーケットはかなり世界経済のリセッションを織り込みに行っていると思います。
状況次第では、リーマンショック後レベルの経済対策が必要になってくるかもしれません。原油のいきなり30%下落、ドル円の103円台、そして米株先物の1000㌦安、そして驚いたのは米10年金利がいきなり0.5%割れ、30年も1%割れ。先週末とはステージが急変した。短期的な動きと判断しているが、今はボラティリティが全て。ファンダメンタルズもテクニカルも、全く無意味。市場は明らかに行き過ぎだが、ここまで市場が痛むと自然回復には相当な時間がかかる。日本においてはポイント還元の期限延長、米国においてはFRBのバランスシート拡大、トランプ政権による対中関税の一時凍結など、複合的なモメンタム回復のサプライズが必要になってきた。