日通、ブロックチェーンで偽造品排除 物流に1000億円
日本経済新聞
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注目のコメント
改ざん不能でタイムスタンプがおせて丸見えのブロックチェーンにとって、トレーサビリティは楽勝なんですけど、そこに書いてあるデータと照らし合わせて、オフラインで物理的にその物がそれであることを証明する(例えばほうれん草が畑からどんな経路を辿ってきたかをブロックチェーンに書き込むのは簡単だし改ざんもできないけど、箱の中身がそのほうれん草ですり替えられてないかどうかを証明する)部分がキモな訳です。
「タグは衝撃も記録でき、途中で貼り替えなどの異常があれば流通経路から排除できる。」「医薬品に無線自動識別(RFID)タグを貼り、輸送用の箱には周囲の温度や位置情報を読み取るセンサーを取り付ける。」
なるほどすごそう。それでこんなにお金かかるのね。既に、LVMHなどのブランドメーカーも偽造品排除の為にブロックチェーンを導入していると伝えられています。世界の偽造品対策のデファクト・スタンダードになるかもしれません。
なお、ブロックチェーン関連特許出願数は中国が世界でダントツで、米国の3倍以上といわれます。
こうした動きを全体として見ると、皮肉なことに、偽造品大国と言われる国が強みを持つ技術で、これを排除することになります。ブロックチェーンにデータを保持して、データの上では追えるという状態にするのはどうということもないです。
現物の状態をいかにデータと解離させないかというブロックチェーンではない部分が重要です。
という主旨のコメントを以前もしたことがありますが、その時は何だか突っかかられましたね。。。
また、不正をなくすという意味では、まだブロックチェーンにできることがあると思います。