フリー音楽家ら、6割超が10万円以上収入減

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注目のコメント

• 武井 涼子

  フェリス女学院大学/ 二期会 教授/ 声楽家

  ・2020年03月08日

  日経による舞台関係者の実態調査の記事です。この時点では1000サンプル程度でした。現状維持(住処と仕事をこのまま維持)は4月までが限界がとの回答が6割を超え、7月以降も現状を維持できる人は9.9%に過ぎません。16.8%は今月すでに生活費を借金する必要があります。調査回答者は8割がフリーランス。6割の方の年収は400万円以下です。
  現在2400の回答を得ており、3月の公演キャンセル数はこの時よりさらに増え、5回以上キャンセルになっている方が全体の45%ほどです。
  調査結果は不完全ながら速報ベースでは
  https://www.tivaa.org/surveyresult/
  ここにGoogleフォームの円グラフのみ貼り付けています。週明けにきちんとした結果を出す際には専用のウェブサイト作ろうと思います。
  本日夕刊社会面にも本記事が出ます。
  
  いわゆるquick & dirtyと言われるようなやり方ですが、とにかく実態を知ることから全ては始まると思い行ったものです。私のFBと即席で作ったnotesをpickしてこちらとTwitterで発信したのみの調査でした。SNS拡散により二日で2000サンプルの回答があったのは一重に事態の深刻さを物語っていると思います。
  なお調査で取得した個人情報は個人情報保護法に則って扱っております。
  
  しかし舞台関係者がこんなに一斉に回答した調査なんて多分今までなかったのじゃないかしら？
  調査フォームの拡散にご協力くださった全ての皆様と、ご協力くださって調査実施を引き受けてくださったNPO法人日本伝統文化交流協会に深く感謝いたします。