新型コロナで"巣ごもり消費"が後押し、ユナイテッドアローズとワールドでEC売上増加
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この時期のインターネットによる可処分時間は圧倒的に増えます。
「不況だからキャッシュポジションを確保する」というセオリーと、「逆張り(投資)によって認知や購買を拡大する」という二律背反をどう克服するかが企業の悩める判断です。
キャッシュに余裕のある会社で業態的にチャンスがあれば、自粛ムードに流されず、投資チャレンジすることが将来の成果を生み出すのではと思います。この書き方やと対象がオンラインストアかEC全体かはわからんが、買上客数が33%増やのに、売上19%増とか8%増というのは示唆に富むデータ。
コロナによる巣篭もり消費≒普段ECで買わない人が買う→客単価が11%〜19%低減したってことや。
平均客単価7,000円のところだとすると、5,670円〜6,230円にまで落ちるということ。
昨年行わなかったマークダウンなのか、クーポンによるのか、それともお試し的なユーザーが増えて購入点数が減ったのか。
あるいはそもそも送料無料バーの変更に伴う客単価減少で実は既定路線なのか。情報が足りないから断言はできないが、面白いデータ。
>ユナイテッドアローズでは店舗売上が前年同月比2.5%減だったのに対し、自社運営のオンラインストアの売上は8%増、買上客数は33%増となり、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)を含めたEC売上全体では19%増加した。ワールドは店舗売上が7.4%減だったが、EC売上全体は18%成長し、2社ともに2割近く伸長。今年はうるう年で例年より営業日が1日多く、また冬物の最終セール品と春物の新作を投下するタイミングが重なったことも要因の一つになったという。これは店舗も同様だが、EC売上との明暗が分かれた。