【1分解説】リモートの追い風で88%成長。Zoom決算を“横比較”

2020/3/6
企業向けのクラウドビデオ会議を手掛ける米Zoomが3月4日、上場以来初となる通期決算の発表をした。
2020年1月期の売上高は、前の年から88%増加し、好調をキープしている。その一方で、株価は2020年に入ってから71%上昇し、いまやその企業評価(時価総額)は3兆5,000億円に迫っている。
【3分まとめ】セールスフォース最新決算から読む「SaaS戦略」
経済ニュースを「数字」でつかみ、ビジネスパーソンの数字感覚を養うNewsPicksの連載「The Numbers」は今回、Zoomの最新決算を取り上げる。
最近、通期決算を発表したクラウドサービス2社(米Dropboxと米Box)と比較しながら、3社の決算を1分でアップデートする。
Index
 ☑️「黒字」で急成長を続けるZoom
 ☑️時価総額でDropboxとBoxに大差
 ☑️新型コロナで中国でのZoomを無料に

「黒字」で急成長を続けるZoom

2019年4月の上場以来初となるZoomの通期決算は「2年連続の大幅増収」という結果だった。