NY株、緊急利下げでも急落 785ドル安、市場の不安増幅
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米中通商がようやく一歩前進した矢先。製造業の受注軟化に被さったコロナウイルス問題に対して、スーパーチューズデーを狙った50bpの利下げで神対応したはずが株価は下げる(取引時間中に前日終値比下げなかったのはコカコーラ、テスラ、ウーバーくらい)。
一番悲しんだのはトランプ大統領か、パウエル議長か。
さて長短金利がこの水準になると、FRBが1年かけて議論してきた量的再緩和ないし長短金利操作のあり方議論の前提が大きく変わってしまったのではないかと。しかし市場の過度なボラティリティを押さえ込むには早急に結論を出さざるを得なくなったのではないでしょうか。ダウ-2.94%、S&P-2.81%、NASDAQ-2.81%。
昨日、FOMCではないが緊急の0.5%利下げ(下記)。一瞬プラスで反応したが、結局ジワジワマイナスに推移。
ただ一番注目したいのは10年債利回り。1.15%→一時0.95%割れ→0.99%と1%割れちゃった…50bpsも利下げしたのに10年債利回りがFF金利を下回っている。まぁFF金利を調整したからこっちも低下したとも見れるが。ドルは一番資金量が大きいし、今は数少ない金利が一定ある通貨。ほかの大部分の通貨との金利差がなくなること含めて他通貨への影響を注視したい。
ドル円は108円→107.1円と1円ほど円高、日経平均先物は-250円ほど。
https://newspicks.com/news/4688996