Robotics at Google、ほぼ独学で歩きかたを覚える4足ロボットを開発
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グーグルは、おそらく自前でロボットを作って売ろうと思ってこれをやっているのではありません。現在、すでにアマゾンAWSとマイクロソフトAZUREで、ロボットのOSをホストする企業向けサービスが始まっており、例によってグーグルは出遅れています。でもグーグルも、いずれはこうした学習済みのロボットアルゴリズムもクラウド提供しようと考えていると思います。そうすると、たくさんの企業が、このアルゴリズムを使って種々のロボットを作れます。スマホのアプリのようなもの。
日本では趣味的な面白ロボットを作るのをメディアでもてはやす傾向があり、産業育成という観点から私は懸念しています。今、ロボット産業は、違う次元での競争になりつつあります。AIBOは最初6足歩行からスタートし、どうしてもゴキ○リに見えるということで超頑張って4足歩行で歩けるようにするのに(人間がいろいろと工夫して)2～3年かかったそうです。隔世の感がありますね。
愛されるエンターテイメントロボット／AIBO
https://kigs.jp/db/kakusinhis.php?kno=21&sno=53われわれが住む環境の多くは人間のために構築されており、人間は足で歩行します。したがってロボットも足を使わなければ、人間の世界を歩むことができません。
↑最後のこの言葉がめちゃくちゃかっこよくて好きなんですが、特に人間の世界を歩む、っていうパートナーとして一緒にやっていく感が見えて。ってことは立ったり歩いたり走ったりするドラえもんはやっぱりすごかったんだなと。のび太と一緒に走ったり歩んだりするための設計だったんだなと。
