米商業施設の空き、過去20年で最高 アマゾン効果で
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ここ数年の動きであることが、記事のグラフからもうかがえる。一方でECが伸びているといっても、US Censusのデータを見ると10%超えたのは2017年下期で、直近で13%。以前リアルが8割以上を占めているという現実も併せて頭の片隅に留めておきたい。
ショッピングモールの苦境は、2-3年前くらいから話題になっていて、例えば下記2つは2017年のPick。最近はそれをゴーストキッチン(クラウドキッチン)に使う動きも(③)。
①https://newspicks.com/news/2284962
②https://newspicks.com/news/2694880
③https://newspicks.com/news/4598023日本勢ふくめ、集まる理由あるビジネスが先手を売っている「大型小売店の撤退した跡地に入り込みつつあるのがフードホールや映画館、アミューズメント施設など物販ではないテナントだ」
Amazon発祥の地とは思えないほどには意外とアナログかつ、店舗も古かったりするアメリカの小売施設。実物の説得力はやっぱりあるのかなあとも思う一方で大型モール以外だと、確かに苦戦が目立つし、空きも多かったりする。人々の客足を惹きつけるためには滞在が楽しいものにしていかなくてはならないが、そのためのリノベーションにもコストがかかる。シリコンバレーだとスタンフォードショッピングセンターやサンタナロウあたりは非常に客足も安定しているし、話題のテナントやフードストアを懸命に呼び込んでいる。
呼び込みがうまくいかなくなって消費者にとっての魅力が低減してくると、一気にゴーストモールになってしまう。この辺りの機微の見極めは大変難しいだろう。投資を渋れば潰れるわけだから。