学習する組織・脳・AI〜経営から強化学習や囲碁AIまで
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組織の経営、脳科学、そしてAI。それらを「学習」という視点で繋ぎ合わせてみました。
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世界トップ棋士に勝利した囲碁AIの開発元であるDeep Mind(Google傘下)が、脳とAIに関する新しい発見をして、その論文が科学ジャーナルのネイチャーに先日掲載されました。強化学習について、最新のAIの仕組みが、脳のドーパミンの仕組みをうまく説明できるようです。
そこで、今回は学習をテーマにします。「組織」という集団による学習から、個人レベルの「脳」による学習、そして、「AI」による強化学習まで、一気通貫の旅です。(これぞ修学旅行)
組織については、世界的に評価される日本の経営学者であり、アジャイル開発のスクラムの源流を作った野中郁次郎氏の理論をベースに、僕自身がLINEのAI事業LINE BRAINを立ち上げる中で実践している例を紹介します。
脳とAIについては、前提となる基礎知識を説明した後に、Deep Mindによる最新の強化学習の研究を紹介し、さいごに応用例としてハイプサイクルの仕組みを強化学習で読み解きます。
僕は、経営学、脳科学、AIの研究者ではありませんが、それぞれの領域をふらりと渡り歩く者として、「事前の専門知識がなくてもコレを読めばだいたい分かる」というnoteを目指してみます。
(目次)
学習する組織〜形式知と暗黙知
組織と脳の関係
学習する脳〜3つの方式
脳とAIの関係
学習するAI〜最新の強化学習
強化学習の応用例〜ハイプサイクルを読み解く
さいごに