米国に学ぶ、CVCの成功に必要な「5つのポイント」
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『エコシステム』と言う言葉が市民権を得てだいぶ立ちますので、当たり前のような内容かもしれませんが、CVCについて書かせて頂きました。
日本の前進においては、大企業様の役割や影響力がやはりとても大きい。
一小さなVCですが、大企業様にも是非、スタートアップ・VCなどの共生と繁栄を意識頂ければ嬉しいと言う思いでで寄稿させて頂きました。
昨日はちょうど某大手銀行様の素敵な日本初女性執行役員とお話をさせて頂く機会がありまして、『ご存知の通り銀行業は日本の産業が元気でないといけない。外資、内資、関係なく、とにかく日本の成長に貢献して欲しい』と、とても真摯に鋭く語っていらっしゃったので、勇気付けられたこともありますし!
ただ、とうとう米国・世界の市況環境も新型コロナの感染者増加を受けて変化し始めて来ました。。。
「イノベーション活動」も景気の波も耐え、長期目線でエコシステムに貢献できるかが重要ですね。世界最初のCVCの形がDuPontのGMへの投資だとは知らなかったし、興味深い。
意図されているかは分からないが、現在のCVCの基礎的な考え方について『財務リターンをあげると同時に、企業の戦略的意義も達成する』と書かれている一方で、CVCの求められている5つのことに、明確な本業へのシナジー創出が書かれていないのが印象的だし、個人的にはポイントだと思う。
「エコシステム思考」と「バリューアップ」がポイントだと思う。バリューアップには、自社の事業で培った知見を投入してその企業が成長することと、自社の事業と関連させて成長させる、どちらでもよい。例えばGoogleがいくつか持っていてCVCのうちの一つだるGVは、ピュアに投資リターンを追求している(下記)。でもGoogleのテクノロジーや組織が急成長した知見を投入してリターンを生んでいる。逆に、シナジーを全面に押し出しているCVCもある。
https://blog.btrax.com/jp/google-ventures/米国VC・Fresco Capital 鈴木さんの寄稿です。米国の歴史と事例を踏まえて、CVCに求められる5つの視点を紹介しています。
世界的にCVCは増加傾向で、日本国内でも事業法人系の投資割合はスタートアップ投資全体の約半数を占めます。スタートアップとCVCは相互扶助の関係を築けるか、が成功の鍵を握りそうです。
事例に出てくるIntel Capitalの意思決定からは学びがあります。2000年代初頭のドットコムバブルで苦境に陥る中でもスタートアップ投資を継続させ、後に優れたEXIT実績を出しました。
CVCに関わる方に是非読んでいただきたい記事です。