不正営業で罰金3300億円=顧客に無断で口座開設―米ウェルズ
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注目のコメント
勝手にカード作るとかめちゃくちゃですね。
罰金の水準の妥当性はともかく、悪意があるので本来マネロンなど基本的にミスによる違反よりも罰金は高く設定すべきだと思うのですが過去のマネロン違反の罰金の方が高いのは気になります。
BNPは約1兆円の罰金
https://www.reuters.com/article/us-bnp-paribas-settlement-sentencing/bnp-paribas-sentenced-in-8-9-billion-accord-over-sanctions-violations-idUSKBN0NM41K20150501ウェルズファーゴといえば、かつての商業銀行のロールモデル。特に、1人の顧客というくの取引を行っているか、という「クロスセル」率の高さは同業者の羨望の的でしたが、その裏でこんなことが行われていたとは…報じられた数年前には驚きました。
それにしても、罰金3300億円とは…日本と比べて圧倒的に巨額です。算出根拠は不明ですが、他行への抑止力を高めるためにも効果は高そうです。ウェルズファーゴ銀行は元々カリフォルニア州の地方銀行ですが、リーマンショック時に不良債権が少なく優良銀行としてその名を馳せました。
実際に、世界一の投資家、ウォーレンバフェットの資産ポートフォリオにもウェルズファーゴ銀行は入っていました。
それでもこのような事態が発生してしまうのは、やはり銀行業界を取り巻く環境が厳しくなっていることを示唆します。
最近、投資銀行の雄であるゴールドマンサックス社が個人業務を強化したり、同じく名門投資銀行モルガン・スタンレー社がEトレードに参入するなど、法人部門から個人部門へのシフトがみられてます。
銀行業界内のパラダイムシフトが起こっているのは確実です。