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日本版GPS「みちびき」に米軍の監視センサーを搭載する動きが本格化

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    平時から宇宙やサイバー空間で日米安全保障協力が実施されていることは、相互補完的な日米同盟を確固たるものにするために極めて重要です。現在の戦争は、昔の戦争のように、宣戦布告してから開始される訳ではありません。まず、サイバー空間を利用して、サイバー攻撃やディスインフォメーションによる社会の混乱を図り、政府が国内の混乱に対処して対応が十分でないと見込まれる間に武力行使が行われます。ハイブリッド戦と言われる戦争の形態です。
    ハイブリッド戦では、いつ戦争が始まったのかさえ定かではありません。
    もちろん、サイバー攻撃やディスインフォメーションの流布等を受けた国は、攻撃者の意図に警戒しますし、その内容によっては、武力行使に備えます。攻撃側も、それを理解していますから、サイバー攻撃やディスインフォメーション流布を繰り返し、相手が慣れてきた頃、あるいは即応体制をとるのに疲れてきた頃に軍事力を行使しようとします。
    武力行使するためには、陸軍の兵力や、海軍の艦艇、空軍の航空機といった兵力を集中させる必要があり、また、こうした兵力を支援するための物資等が大量に集積されなければなりません。国内での兵力の移動や物資の輸送は、必ず探知されます。衛星などで見られているからです。こうした兆候を、戦略的兆候と言いますが、相手に隠すことはできません。
    しかし、十分に準備した相手に武力行使すれば、自分の被害も大きくなります。そこで、いつ武力行使するかを欺瞞するのです。サイバー攻撃やディスインフォメーションに続いて武力行使が行われると考えられるので、こうした攻撃の発生は戦術的兆候と言えますが、戦略的兆候とは異なり、行ったり止めたりを繰り返すことができます。そうして、やるぞやるぞと何度も脅す訳です。
    こうした攻防双方の作戦を支えるのが、ネットワークというインフラで、衛星などの宇宙におけるプラットフォームもこれに含まれます。情報通信衛星や観測衛星などが正常に機能してこそ、ネットワークを中心にした戦闘が実施できるのです。デブリを探知し、これを回避することは、ネットワークを安全に保つために必要不可欠です。
    因みに、中国では、戦略支援部隊がこれを行っています。


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