ネットフリックス共同創業者が語る、起業家に必要な「物語」
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名言であり。今、起業家に求められる重要な資質。「成功を収める起業家は、ある重要なスキルを持っている。それは、人が企業の理念とのつながりを感じられるような物語を紡ぎ出し、同じ方向に「両者の羅針盤を合わせる」能力だ。良い文章の書き方やスピーチの仕方を学び、力強い物語を共有することは、全ての起業家とビジネスリーダーが努力して身につけるべき「底なしのスキル」だ」
起業は「長い物語」の始まりです。
どんなに素晴らしいアイデアでも、また成功しそうに見えても、いつ不運に見舞われるか分かりません。
つまり成功は一夜に得られる素晴らしい物語ではなく、素晴らしい物語に成功の秘訣があるわけではないのです。
起業家に必要なスキルは、誰もがそこに加わりたいと願うような理念を持ち、一緒に行動したいと思わせるミッションを丁寧に繰り返し繰り返し語り続けられる能力です。
何より自分たちは何のために存在するのか、その存在意義とは世の中をこういう素晴らしいもので満たしたいというパッションで語られる「短い物語」です。
この短い物語こそ、それまで大企業が牛耳っていたビジネスの問題点をあぶり出すのです。
それが、「大企業にも弱点がある」ということなのです。
会社の規模と優越性があるが故の慢心が、顧客にとって、本当はまだ満たされていなかった!という気づきにつながるという弱点です。
それに一旦気づいた顧客は、大企業から離れ、短い物語を語るスタートアップに魅了されていくのです。
それでも、長い物語が終わるわけではなく、絶えず短い物語を語り続けなければならないことを忘れてはいけません。
短い物語を語らなくなれば、もはや規模を追うだけのつまらない企業になるだけです。
Netflixは、今も短い物語を語り続けている、そういうインタビューですね。「成功を収める起業家は、ある重要なスキルを持っている。それは、人が企業の理念とのつながりを感じられるような物語を紡ぎ出し、同じ方向に『両者の羅針盤を合わせる』能力だ」
非常に腹落ちする内容。