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インド、金融不安の足音 「不良債権予備軍」2割超

日本経済新聞
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  • Gaudiy Inc. BizDev / 米国公認会計士

    金融不安の足音どころか、流動性危機・信用危機・消費者需要低迷が起こって既に1年以上経っています。

    2015年頃からRBI(インド準備銀行)が銀行の資産査定厳格化に取り組み、リスクの高いインフラプロジェクトに融資していた国営銀行の不良債権を顕在化させました(その結果として、2016年以降、数字上で表れる不良債権比率が急増)

    国営銀行からの貸出が鈍化する中、市場の資金需給ギャップを埋めるため、ノンバンクがシャドーバンキングとして貸出を増加させました。大手ノンバンク・IL&FSはとりわけリスクの高いインフラ開発向けに貸出を行い、結果として2018年8月以降債務不履行を起こし、流動性危機を招きました。

    政府は2016年に破産倒産法を施行し、債務超過にある企業の再生・清算手続きを迅速化させるべく対策を打ち出しました。また、2018年以降のレポレート切り下げ・公的資金投入など、迅速かつ適切な規模で金融・財政政策を実施したと思料します。市中金利が十分に下がり流動性が回復したとは言えませんが、信用不安は解消に向かっていると考えます。2020年度予算でも論点とされておりましたが、今後の焦点は低迷する消費者需要を財政出動等によって喚起することに移っています。

    一連の金融・経済政策はインドがGDP 5兆ドル経済を目指すに当たって必要不可欠となる足腰の強化のためであり、足元の景気こそ冷え込んでいるものの今年から徐々に回復していくでしょう。


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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    いつか来た道、不良債権問題は日本や中国はじめほぼすべての国が発展段階において通り抜けてきた通過点、中長期的には収斂されていくと考えますが、確かにインド国内経済はいま良くない、現地でもこの話題は常にニュースの上位です。

    マクロについては専門プロにお任せするとして守備範囲のスタートアップに関して、

    一般に信用縮小のあおりは既存レガシー産業がより強く受けるもので、チャレンジャー産業、スタートアップ企業はそもそも黎明期にあるということもあり相対的に受けづらい。

    とは言え産業別に濃淡あり、例えばフィンテックでは企業・業態によってはまともに影響を食らっている会社も名前は伏せるが噂されている一方で、逆に信用縮小で皆んな委縮している状況を逆手にとって強気で貸し出し躍進しているフィンテック企業やデッドファンドもあります。

    無論ヘルスケアや物流、農業・食品といった必需品産業系は比較的影響を受けづらいので、その分野のDX系スタートアップは少なくとも今のところは大きな変調は見られないと思う。

    蛇足だがこれは普段から強調しているところですが、インド経済と、インド人が牽引するところのグローバル経済とは分けて議論すべき。シリコンバレーの少なからぬ割合はインド人移民経済圏だし東海岸の大企業でボードにインド人移民がいない会社のほうが少ない、中東の人口の3割くらいはインド人移民、英国やアフリカでも存在感がかなり大きい、といった類の議論。グローバル経済ゲームに最も最適化されたインドの高技能職人材の強さと多さと存在感は、インド経済の停滞とは無関係に引き続き日本経済が共存共栄に取り組むべき対象と考えます。


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    NCB Lab. 代表

    2016年11月8日、インドのモディ首相は突如旧高額紙幣の廃止を発表。これによって、タンス預金やアングラマネーが銀行に集まりました。

    一気に増えた預金を収益化するため、融資を加速したのですが、リスクマネジメントが甘かった。個人や企業の信用情報が未整備なまま、融資を推進していたのです。

    インド経済はややスローダウンする恐れがあります。が、長期的にみれば、成長軌道は変わらないでしょう。何せ13億人という人口がいる。しかも若い。


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