日本社会から「単身赴任」がなくならない、根本的な理由
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注目のコメント
40年も前から転勤の是非については議論があること、そして転勤制度が変わらない歴史的背景を知るのは面白かったです。
「転勤は信仰のようなもの」と記載がありましたが、終身雇用における会社との関係の作り方が、今の時代においても色濃く影響しているのは興味深いです。
ただ、令和における企業と個人の関係のあり方や、家族との関係の作り方は、アップデートされ、選択肢が増えるべきではないでしょうか。少なくとも辞令ひとつで意志なく行かされる、ではなく個々人の意思も尊重されてほしいですね?「新卒一括採用、終身雇用、年功序列、企業別組合」であるかどうかは別にして、江戸時代の武士だって特定の藩なり幕府なりに仕える終身雇用のサラリーマンだったんじゃないのかな (・・?
終身に亘って仕事を与える責任を負う以上、仕事内容と働く場所と勤務時間くらいは命令に従ってくれないと、雇用主は変化への対応ができません。各自が自律的にスキルを磨く訳じゃなく雇用主のお仕着せで学ぶわけだから、潜在能力をベースにローテーションで公平に機会を与える必要だって出て来ます。
最高裁判所の整理解雇の4条件といった規制を尊重して組織を運営する限り、本質的なところで転勤は無くならないような気がします。そこに夫婦互いの自律的な生き方と子供の権利が加われば、単身赴任は増えて行く。2つの幼稚園と5つの小学校に通った私を育てた両親は、ミカン箱とリンゴ箱(ン?木製の箱のイメージが湧く人はもういないかな)を家具がわりに上手に利用して、かなり機動的に動ける体制をいつも整えていたものです。転勤を無くしたいなら、雇用主が変化に応じて柔軟に人を入れ替えられるよう、江戸の昔から続く終身雇用的な要素を無くして行くしかないような気がします。好んで積極的に臨むわけでない単身赴任は、なんだかんだ言っても年功序列終身雇用の産物です、たぶん (^^;単身赴任恐怖症です
父さんと離れるより、友だちと離れたくない!ということを突きつけられる、一生でいちばん悲しい、いつ起こるか分からない事故
いかにお父さんがいる生活は素晴らしいかを伝える努力を欠かさないようにしないと、いつしか父親はATMに成り下がる。。そんな危機感を健全にもちつつ、今日もかえって娘たちのジャングルジムになろう