通勤時間が長い人ほど幸福度が低いってホント?
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通勤時間をどう活かすかも自分次第だと思います。
いきなり引っ越せないと思うのでその時間をどう使うかです。
通勤時間中に大学のオンラインコースを視聴していたこともありますが、充実していましたよ。他に何もできないので😊
正直、通勤時間がなかったら卒業できてなかったかもしれません。平均通勤時間最長の神奈川県に生まれ、かつては2時間かけて通勤していた者からすると認めたくない事実ですが、世界的に見ても確かに通勤時間と幸福度には明確な相関関係があるようです。
因みに日本で一番通勤時間が短いのが宮崎県ですが、幸福度も全国トップです。
対して我が故郷神奈川県は幸福度41位。
残念ながら完敗です。
そうなると通勤時間の短い地方に引っ越せば、日本人は皆幸せになれるのだから、つべこべ言わずにとっとと首都圏から地方に引っ越すべしと言えなくもないのですが、実は必ずしもそうではないというデータもあります。
これは、通勤時間の増加は、多くの場合雇用や給与、あるいは住居や家族の状況を改善する過程で発生する為、それ自体が人生の満足度を高めるからだと解されています。
確かに東京で希望の職につけたり、高い給料を確保できたり、子供ができて家を手に入れたりとハッピーな要素が結果として通勤時間の増加に繋がるのも事実で、又そのようなチャンス自体が東京や大都市圏にあること自体が、多くの人にとって通勤時間の長さを許容させていると考えられます。
ある意味、長距離通勤者は未来の幸せを掴む為、今の不幸せを許容しているチャレンジャーです。
せめて今はストレスなくその時間を上手く使うことを心がけたいものですね。最近思うのですが、国際調査で日本の職場の満足度が低いのは、こういう構造なのではないか?と思ってきました。
1.「新築持ち家神話」が強く、20代で35年ローンを組むことをかつては推奨されてきた
2.新築物件には「新築プレミアム」が2〜3割乗り、加えて20代の年収ベースでローンを組むため月の「有利子返済割合」が高くなり元本返済は40代以降がメインになる
3.一方で経済は東京一極集中、定時出社企業が多いため、朝と夜の電車が異常に混む
4.仮に私たちが転職や引っ越ししたくても、「ローン」が重く、移動できない
5.不満を抱えても、今の仕事を選ばざるを得ない。パフォーマンスが落ちていってしまう。
私たちの世代が40代〜50代になる頃まで少しよくするには、どこから解決していけばいいのか?と社会構造で考えると、それはやはり「流動性」で、具体的には「リフォーム、中古物件の流通率」と、「人材流動性」だと思っています。