東京の留学生が地方へ進学 就職は嫌う学生も
日本経済新聞
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複雑な地形に見えても水が高いところから低いところへ流れていくように、外国人たちは日本社会で得られる利益を最大化するべく最適な行動をとるようになっています。そのために進学や仕事を斡旋しているのは、民族や地縁ごとに急拡大してきた、大小のネットワークですね。もちろん、各種の就職斡旋サービス企業や人材派遣会社も、外国人向けのサービスを手がけています。また、非熟練労働人材については、技能実習生制度によって、ガッチリ管理するはずでした。しかし、外国人が各集団内で互助する活動の方が急拡大していくでしょう。
日本政府や企業の思惑とはまた別の動きであり、外国人ネットワークごとに進学や仕事の斡旋をする集団が勃興して日本各地でつながっています。税務署には把握できなくても、すでに相当な経済規模でしょう。
東京は外国人向けの求人も多いですが、明らかに過当競争になっています。特に、留学生は最優秀な人たちが東京に集中し過ぎています。いくつかの地方に利点を見出す人も多いでしょう。