米海軍、小型核を潜水艦に初配備 対中ロで軍事優位狙う
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今回配備されたのは新たに開発された超小型核爆弾W76−2で、トライデント級原子力潜水艦テネシーのミサイル20基のうち、1〜2基が搭載された考えられます。
W76-2は100キロトンの出力を持つSLBM弾頭W76を改良したもので、出力は約5キロトン。
広島に投下された原子爆弾の出力が15キロトンでしたので、その3分の1の出力ということになります。
ロシアは昨年同じような超小型核爆弾の実験を行なっており、アメリカは今回の兵器が、ロシアが通常兵器の攻撃に失敗した後そのリカバリーの為に小型戦術核兵器を使用する戦術、いわゆる“縮小のための拡大ドクトリン”を使うことに対抗するための抑止力であると説明しています。
限定的な配備なので核抑止力のバランスには大きな影響はありませんが、今後更に拡散していくようなら注意が必要です。一方で、100倍の威力のW-88も配備してるんでしょ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/W88_(%E6%A0%B8%E5%BC%BE%E9%A0%AD)