【組織開発】コーチングが導く「問い」と「対話」の重要性
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昔、営業の神様みたいな人だった上司に、自分以外は全員バカだと思えと言われました。これはプライドを持てとか、自分が一番だと思え等のメッセージではなく、どんなに経験豊富で自分よりも実力のある人でも、他人である以上認識や理解に齟齬は生まれるので、とにかく分かりやすい丁寧なコミュニケーションを取れというメッセージでした。
言うことを聞いて実践を心がけたら本当に仕事がスムーズに回るようになりました。今は後輩陣にも同じように丁寧に分かりやすく話すように心がけていますが、職場はとても円滑に回っています(自分の力で、という訳ではないですが…)。
コーチングとは違うかも知れないですが、伝わるコミュニケーションって本当に大事だなと思っています。
注目のコメント
NewsPicksのNext Culture Summitで、コーチ・エィの鈴木義幸さんと登壇をした際の内容が記事化されました。
鈴木さんはエグゼクティブ・コーチングがなぜ重要かということについてインプットトークがあり、後半は僕との対談で、対話することの意義について語り合いました。
お互いによくわかっていない、ということがわかること、これが対話の入り口ではないかと思っています。先日上梓した『他者と働く』は、サブタイトルが「わかりあえなさから始める組織論」ですが、わかりあえていないからこそ、知ろうとするということがあるのだと思います。
そのことにどのように向き合っていくか語っております。「何をわかっていなかったか」がわかる、というのが対話においては極めて重要です。
対話としているつもりでも、一方的に話している場合がある。 自分は何を知りたいのか、考えてから相手を尊重し知るために時間を使いたい。上司がみな1on1を大切にでき、それを通して一人一人と向き合えること、これは組織経営における、最大の武器だと思います。
本当はそれは、昔も今もこれからも、時代を問わず変わらないことのはず。
私は部下が20人までは毎週、50人までは毎月の頻度で、欠かさず1on1を行う、1on1信者です。笑笑
仕事の進捗確認だけではなく、上司と部下の心理的近さや提言のしやすさをつくり、当人のコンディションを知る、非常に重要な時間です。