iPS細胞使った心臓への再生医療は世界初
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注目のコメント
他人のiPS細胞から作った心臓の細胞シートを貼り付けるのですか。免疫抑制剤が必要ですよね。でも、万が一、がん化した場合、免疫抑制剤の投与をやめれば、患者さんの免疫が、がん細胞を除去してくれる。そういう仕組みですか。専門分野でないので誤解していたらどなたか訂正してくださいね。治療の成功を祈りたいです。
濱谷先生に共有いただいた、正しい記事の方にコメントしておきました。
https://newspicks.com/news/4577510/心筋細胞は分裂しないので、心筋細胞がダメージを受けて動かなくなってくると、それを動くようにする治療法はありません。昔は強制的に心臓をたたいて動かせる治療が行われていましたが、それは死亡率の上昇と関連することがわかり一般的には用いられません(超重症でそれがないと循環維持出来ない場合は処方されますが)。
iPS細胞の心筋シートの治療は、動く心筋が移植されるという点で、画期的な治療法です。一般的な心臓の筋肉量に比してシートの筋肉量はかなり少ないですが、それでも動いていない所に動くものを貼り付けることで、効果がそれなりに期待できると踏んでの治験だと考えています。
超重症の心不全患者は移植しか治療法がないので、患者からすると光明です。ただ、iPSに関わったことがないので素人考えですが、心筋シートでどこまで心機能が改善するか・・。心機能が悪い人の手術なので、リスクも当然高いです。治験の結果が待たれます。
こちらが正しいリンクです:https://this.kiji.is/594459936578913377