女子マラソン、松田が五輪に前進 大阪国際、設定記録突破し優勝
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「大阪(のレース)を選んで良かった‼️」。長居陸上競技場で松田選手の絶叫を間近で聞いていました。まさにシナリオ通りの完璧なレース。札幌を走る浪速娘の勇姿を見てみたい。そんな気にさせる根性(いまや死語?)のレースでした。それにしても「母の強さ」にも驚かされました。
松田選手、素晴らしい走りでした、おめでとうございます!
そんな素晴らしいレースでしたが、気になったことを二つ書きます。
ひとつめ、松田選手が競技場入口からマラソンゲート(スタンド下)に左折する時、当然最短距離を取ろうとしたのだけど、そこへゲート側から係員らしき人が歩いて出てきました。
あわや衝突、と一瞬ひやっとしました。
あんな風に、走者から見えないところから来ちゃダメです。
航空機の「重大インシデント」に匹敵する失態です。
ふたつめ、ゴール後に松田選手と抱き合ったお母さん、TV STAFFと記されたビブスを着てました。
ゴールエリアに入るIDがなかったんでしょうか?
もしなかったなら、どうなのかと思います。母娘で支えあってここまで来たのだから、優勝して共に喜べば、確かにテレビ的にはいい絵になります。
でも、それってどうなのよ?と、疑問に思いました。
二つの出来事に共通するのは、スポーツの競技会を適切に運営する、という基本のその一が、軽視されているんではないかという懸念です。
スポーツも商業主義の時代だから、人気のあるマラソンとはいえ、盛り上げるためにコースを決めたり、絵になる人を入れたりしたいのはわかる。
でも、それによって安全性や公平性が失われたら、それはもはやスポーツ競技ではなくなるということを、指摘したいのです。