Googleが小説をまるごと理解できるAIモデル「Reformer」を発表!
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Reformerで文章生成がまた一段進みました。Googleブログだけでは詳細分かりませんが、高密度のエンコーディングで圧縮して、メモリを節約すると同時に学習しやすくできたことポイントかと。そのおかげで長大な文章(そして画像も)を一度に学習できるようになったようです。
何が嬉しいかというと、特定作者の作風をモデル化できることです。例として、「罪と罰」の全文を学習して、ドストエフスキーっぽい文章を生成しています。
次の文章生成課題は、文章にしたい何らかの論旨展開があったとき、それを自然な文章として自動生成することです。これができると、ニュース記事や分析レポートはかなり自動化できそうです。
シンクタンクやコンサルティングの何%かの作業はこれで自動化できるかもしれません。文章生成だけでなく、表を作成したり、パワーポイントで図を作成したりもできそうです。インフォグラッフィックスの自動生成が当面の目標のような予感もします。”Reformerではわずか16GBのメモリで、最大100万ワードの文章を扱えるようになった。”
以前の記事にも機械学習の高速化・効率化の話がありましたが、今年は機械学習のトレンドの一つとして精度から高速化・効率化にスポットが当てられていくようになるかもしれませんね。
そして、エッジデバイスによる機械学習も普及していきそうですね。
■アップルによるAI企業の買収から、「未来のiPhone」の姿が見えてくる
https://wired.jp/2020/01/20/apples-deal-shows-ai-moving-devices/この領域でのAIの進化が加速してる。近い将来に外国語の読み書きの勉強は必要なくなる。勉強が必要なのは会話だけ
Googleが小説をまるごと理解できるAIモデル「Reformer」を発表!Transformerベースの同モデルは、最大100万ワードの長文が扱えるという。『罪と罰』をまるごと処理した例が示されているほか、同モデルは断片画像の復元といった画像処理なんかにも役立つとのこと。