[東京 22日 ロイター] - 旧村上ファンド系の投資会社、オフィスサポートは22日、東芝機械<6104.T>に臨時株主総会の開催を要求した。

オフィスサポートは東芝機械に宛てた文書で、(1)1月17日に公表された買収防衛策の導入を承認するか否か、(2)新買収防衛策を旧村上ファンド系グループに発動するか否か、を問う臨時株主総会の開催を求め、同グループによるTOB期間中に総会開催が間に合わなければ、TOB期間を延長する用意があるとしている。

旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスは21日、東芝機械株の公開買い付けを実施すると発表。買い付け期間は3月4日までとしている。

東芝機械は17日、オフィスサポートからの公開買い付けの予告を受け、大規模買い付け行為などへの対応方針の導入を取締役会で決議した。

(山崎牧子、石田仁志)