新型ウイルス肺炎 アメリカでも初の感染者確認
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これから始まる春節の移動により、今後も感染の拡大が予想されます。
これまでのところ新型肺炎の致命率は1.8%と、SARS(9.6%)やMERS(34.4%)と比べると低くなっています。死亡した方の中で詳細が報告されている4名のうち3名は持病のある高齢者であり、健康な若い人が感染した場合の致命率はさらに低いものと考えられます。
一方で、中国では医療従事者への感染が報告されており、今後医療機関内で感染が拡大すれば入院中の持病のある高齢者が罹患し、死亡者数はますます増えてくるでしょう。この流れは日本でも同様と予想されるため、医療機関は対策を講じておく必要があります。米国CDCはこれを受け、旅行者への注意喚起をレベル1の経過観察からレベル2の注意に上げ、スクリーニング対象空港をアトランタ、シカゴを加えた5つの空港に拡大することを決定しています。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-nCoV/summary.html
コロナウィルスには、インフルエンザと異なり、有効な予防接種はありません。予防には、インフルエンザや風邪対策と同様の手洗いとマスクが推奨されます。
正しい手洗いの方法、マスクの使い方はご存知でしょうか。記事と合わせてご確認ください。
マスクを装着する際は鼻まで覆うように装着してください。鼻を出して装着していらっしゃる方を多く見かけますが、それではあまり意味がありません。
また使用したマスクは使いまわさずに捨て、外した後に手洗いをしてください。一度使用したマスクは汚染されていると考えるのが無難です。
正しい手洗いの方法は以下のリンク(厚生労働省ポスター)でご確認ください。多くの方の手洗いは不十分です。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/poster25b.pdf