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【中国】政府、プラスチック製品禁止発表。2025年までにEU並の規制。日本は中国に先越される

Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs
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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    陸上から海洋に流出したプラスチックごみ発生量ランキング(2010年推計) 世界第1位である、中国が動きました。罰則の詳細は発表していないものの、違反した事業主の名前公表があるということで、ある程度の実効力を持つものとなりそうですが、日本への余波も考えられます。

    2017年からの廃プラスチック輸入規制により、中国国外からのプラスチック調達元が減少、輸入施設が続々と閉鎖。しかし中国国内の再生プラスチック需要はあるため、中国国外に中国企業が進出してプラスチックリサイクルをするようになり、日本でも中国系企業の活動がかなりあったと聞いています。
    (つまり、中国に廃プラ輸出ができていた頃には中国で再生されていたが、中国への輸出が禁止になると日本国内の中国企業がペレット化等の処理をした後、プラスチック原料として中国へ輸出するルートが存在した。)

    今回の規制により、中国のプラスチック産業自体が大きく縮小することになるため、これに伴い中国国内のプラスチック需要も減少。東南アジアや日本で活動していた中国再資源化企業も撤退していく可能性があります。

    この結果、日本におけるプラスチック滞留が進み、廃プラの処分費はさらに高騰する可能性があります。先日のマレーシアのプラスチックごみ返還の話題もあり、東南アジアへのルートは最早期待できません。https://newspicks.com/news/4556695?ref=user_1549708

    日本の処理すべき廃プラスチックの増加により、廃プラスチックリサイクル施設・焼却施設は、状態が良いもの、綺麗に分別できているものしか受け入れない風潮が加速し、処分場に困る排出事業者は増えていくことでしょう。

    日本にもプラスチック資源循環戦略があり、脱プラスチックに向けての動きがある中で、プラスチックの処理会社を国内で単純に増やせばよい、という考えは現実的ではありません。(そもそも処分業者の間では、人材不足・後継者問題が深刻で、それどころではありません。)

    やはり、日本国内の廃プラスチックごみ自体を減らすことが先決です。日本国内の製造業者・サービス業者が、中国に負けずに不要なプラスチックの削減を率先していくか、シェアリングなどビジネス構造を根本的に転換したビジネスを普及させて消費を抑えていくかが、基本的ながら効果的な施策となりそうです。


  • 有限会社ロコモーティブ

    プラスチックの使用総量を減らす。これは時代の流れでしょう。プラスチックが悪い訳ではないのですがね。
    昔の中国では産廃費用を貰って川に流していたということもあったので、今回の業者を選別した中国政府はある意味良い対応と思います。

    先のことを考えると、
    現状海やら、陸地やらにあるプラスチック資源をどのようにして減らしていくか、また、プラスチックを使用する個人や企業の意識を改善するという、二つの目線で考えた方がよいと思う。
    いくら時代の流れといえど、前者が溢れるくらいにしてしまったのは、既存の世界全体で責任を取らないといけない。
    日本は後継者不足などを理由に挙げているのであれば、国の支援は必須となるだろう。

    後者については、正直脱プラと叫ぶのではなくあくまで排出時の意識を個人と企業に持ってもらえれば、かなりの割合でリサイクルは出来るはず。選別の仕組みは進化しているので、後は本当に個人が環境に対する意識を他人行儀でなく受け入れていくかでしょう。


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