[20日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカーのテスラ<TSLA.O>は20日、約50万台のテスラ車への調査とリコール(回収・無償修理)を求める請願書が米安全当局に提出されたことに関連し、自社の車で意図せぬ加速は起きないと反論した。

米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は17日、テスラ車の意図せぬ加速を主張した請願書の一部を公表し、調査・リコールの要請を検討すると明らかにした。

テスラは請願書について、「完全な誤り」であり、同社株の空売り筋が提出したものだとの見方を示した。

CNBCによると、請願書は現在テスラ株を空売りしているブライアン・スパークス氏が昨年9月に提出した。

テスラはブログへの投稿で「請願書で主張されている苦情の大半について、当社はNHTSAと過去数年にわたり協議してきた。NHTSAと検証したすべての案件で、テスラ車が適切に機能することがデータにより証明された」としている。

スパークス氏とNHTSAのコメントは現時点で得られていない。