豊田社長年頭挨拶 ~一歩踏み出した人たちへ~
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40分と少し長いですが、これ必読です。騙されたと思って見てください。HRとして、一ビジネスマンの視点で見てしまいました。組織規模が大きくなっていく過程において、経営トップが対社員にどう向き合い、対話を重ねていくかという意味で、見せ方含めて多くの学びがあります。そしてそれを社外にも公開していくという意味でも。
映像前半はこれからのワクワクする未来の話(コネクティッドシティ)ですが、むしろメインは後半。モビリティカンパニーのトヨタとしてその未来をつくっていく上で変えていかねばならない社内の現実、課題を直視し、向き合う経営トップの姿勢が見えます。かなりストレートなメッセージです。後半最後のほうでは人事制度についても率直に語っています。
これオープンにすることで、社内のボトムアップと経営のトップダウンだけでなく、何がなんでもトヨタを変えていきたいという強い意志を感じます。HR界隈の皆さんからは、どう見えますか?トヨタ社長の並々ならぬ決意と危機感を感じる。その影響からか、トヨタで働く方々の意識の高さ、視野の広さは、他の比ではない。それでも尚、それぞれの立場で現状を見直し、成果を出し続けることを求めていかなければ、この会社も日本のどの会社も、生き残れないのが現実。人事は制度を通じ、自己の業務を通じて人の心に火を灯し続けること、まさに自分自身に突きつけられた課題。