阪神大震災の経験「風化」6割 立ち直りに時間、継承課題
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あの日の前日私は、身重の家内を残して
ロサンゼルスに飛んだ。
ロスでテレビをつけたら、震災のニュースを
見てすぐ家内に電話、無事だった。
何故か国際電話は通じたのである。
この機会に、災害に備えてどうするか?
災害時にどうするか?
家族で話合う時間を持つ事が、最低限
出来る事では無いかと思う。未だに鮮明に覚えています。私は東京にいましたが、テレビで高速道路が倒れているのを見てショックをうけました。日本の建築は地震に強いと思っていたのに、簡単に倒れていたからです。
阪神淡路大震災から大きく建築基準がかわりました。日本が変わるきっかけになった地震だと思います。もう25年になるのですね。あっという間な感じもするし、驚くほど時間が経ってしまった気もします。
突然何の前触れもなく、大切な人を失った人の気持ちは、「時間と共に癒える」というわけではないとも感じます。思い返すことが少なくなったとしても、ずっと小さな傷があって、それを完全には乗り越えられない。なぜ自分の大事な人が…ということをふと何かの度に思い出してしまう。
自分の中にある痛みにはうすうす気づいていても、無視してみないようにしていた感がありますが、アメリカに来て、そうした傷に必要なグリーフ・ケアを知り、それを学んで今に至ります。
この世で誰かと一緒に過ごせる時間は、ほんの「つかの間」。だからこそ、ちゃんと後悔のないように、人を大切にできる人間でありたいな、と感じます。