日本で最も「イノベーティブではない」産業は?危機管理経営の専門家に聞く
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「我々とは何者か」を再定義し、危を機に変換する危機管理経営をできる会社こそが、イノベーティブと言えるのではないでしょうか。
そう、ここだと思います。何を社会に提供していくのか、どんな存在になるのか、やることとやらないことは何か…そこをみていかないと、やるべきことが本当にそうなのか判断できないのではと思います。「ローマ帝国が滅亡したのは、自分たちで作り上げた基盤を維持管理できなくなったからです。インフラを作れば作るほど、その維持だけが目的になり、自滅してしまう。改善ばかりしても、どこかで創造的に破壊しなければならないのです。それは歴史が証明しています。」
まさに日本の現状がローマ帝国に模されている状況ではあります。地方に張り巡らされたインフラをどう維持していくのか?少なくとも銀行やその他産業では解決できない問題。
道州制のような行政単位を変えていくしかないような気がしますが、いかがでしょうか?それとも富裕層や移民をインフラ最高の東京に集中させて、その他日本人は地方に住むような都市設計にするか?「イノベーティブな産業」としてヘルスケアが上位を占めているとありますが、個人的には意外でした。
ヘルスケアが市場化する一方で、病院でイノベーションは起こってないからです。
「健康経営」と呼ばれるように予防医療がビジネス化される一方で、病気になった人たちのサポート、そこへのビジネスチャンスは生命保険会社が握ったままです。
医療者も価値観のパラダイムシフトを起こす必要が来ていると思う。それはお金稼ぎたいから/生き残りたいからじゃなくて、世の潮流に取り残されないために。
その答えがwellbeingだったり身体の健康だけに囚われない幸福の追求だと思います。