【解説】なぜ「コーヒーとビール」が仕事の能率を高めるのか

2020/1/11
本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、毎週土曜日に話題のビジネス本の要約をお届けする「10分読書」。短時間で本の中身を学ぶことができ、現代のビジネスパーソンにぴったりの内容になっている。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。
1日の中で、人は必ず飲み物を口にする。しかし、飲み物に秘められた本来のパワーを理解している人は少ない。飲み物は水分補給、あるいは補助的な存在として捉えられがちだからだ。
そこでまずは、飲み物が体内に吸収されるスピードを理解したい。飲み物は、食べ物と比べると約50倍もの速さで消化吸収が行われる。
具体的には、食べ物が胃で4時間もかけて消化されるのに対し、飲み物にかかる時間はたったの5分程度だ。
さらに飲み物の場合、その栄養分は小腸だけでなく胃からも吸収される。つまり、口にしてからわずか数分で栄養が全身を駆け巡るということだ。この利点を活用しない手はない。
もちろん、バランスの良い食事を摂ることは大切である。
そのうえで、飲み物を上手に摂取することによって、多忙なビジネスパーソンでも心と体の健康を維持し、ひいては仕事のパフォーマンスや生産性を上げられる。
必要なのは、飲み物に秘められたパワーを知ること、そして飲み物を効果的に取り入れる技だけだ。

コーヒーを飲む「最適なタイミング」