最長安倍政権に見えた「強み」と「弱み」 2019年日本政治振り返り
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この政権の強みは、野党が再生しないように衆院解散と参院選を短期間に連発することによって長期政権を持続したことであり、弱みは、それによって構造改革や長期的なビジョンに立った政策にじっくりと腰を据えてあたることができなかったことだろうと思います。
個人的には、安倍政権はコスパが悪く、日本国民よりお友達やアメリカを向いて動いていた政権という感想しかありません。
一方で、シニア世代から、なぜ日本の政治がこのような状況になったかも聞いており、安倍政権始め自民党が現在の動きしか取るないことも理解しています。
それを差し引いても、現政権の権力・税金の私有化は見ていて美しくないです。
希望を言えば、政府に税再分配の能力がなく、国としてアメリカの言うことを聞かざるを得ない状況なのであれば、地方分権を推進して、アメリカの采配の効きにくい状況にしていただきたいです。つまり、中央集権を終わりにしてほしい。
地方分権化した方が、国民もその動きを自分事化できますし、本当に必要な支援も直訴しやすく、地域に合った課題解決に向けて動けるため、社会は良い流れになると思います。
今の政権は国民の声を真摯に受け止めていないです。
国民と向き合う覚悟がないなら、政権を取ってはいけない。
周囲の自身をチヤホヤする方々の声に流されていては、どんどん国民の意向と乖離した状況になります。
私自身、特別支持する政党は今のところありませんが、安倍政権が思っているほど国民はバカではないし、冷静に政府をみています。「強み」は、米トランプ大統領と対等に近い立場で対峙できることをはじめとした外交力でしょう。
一方の「弱み」は、財政規律を意識しすぎて日本経済の正常化に時間がかかっていることでしょう。
ただ「弱み」とはいえ、これができそうな首相候補者は見当たりませんが。