イラン、中国、ロシアが海軍合同演習開始 対米緊張高まる中
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現在、ペルシア湾では、米国、英国、オーストラリア、UAE等の海軍が連合を組んで、「ホルムズ海峡での航行の自由と安全を確保するため」として、哨戒行動中です。
イラン、中国、ロシアによる海軍演習は、ペルシア湾からホルムズ海峡を抜けた先にあるオマーン湾で開始されました。中国からの参加は駆逐艦西寧、ロシア海軍の艦船は3隻ということです。
米国側の連合に対する象徴的な意味合いの強い演習ですが、イラン政府は、「地域を不安定化させようとする諸国(特に米国を名指し)に対して、安全を守る決意を示す」ことが演習の目的であると主張しています。中国とロシアとの同盟関係を具体的に示したことは、イラン政府の外交的な成功であるとも主張しています。
現地は、明確に二つの連合勢力がにらみ合っている最中です。すぐに武力行使が起きるとはいえませんが、米国(+英豪、UAEなど)対イラン+中国+ロシアで牽制し合って緊張が高まっています。
https://en.farsnews.com/newstext.aspx?nn=13981006000177