サウジ裁判所、カショギ氏殺害で5人に死刑判決 元側近は釈放
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死刑判決が出た5人の氏名は公表されていませんが、犯行当時、電話で頻繁に現場実行犯とやりとりしていたムハンマド王太子の側近はその中には含まれていない、そもそも逮捕されていないことは明らかになっています。
殺害の現場となったトルコのイスタンブルにあるサウディアラビア領事館の責任者で、「よそでやってくれ」などと叫んでいる様子が録音されていた総領事も、やはり逮捕すらされていないことが明らかになっています。
そもそも司法など機能していない国で、上からの指示で出された「判決」です。捜査も審理も何もしていないでしょう。死刑判決を受けたという5人が本当に実行犯の一部なのか、全くの別人、そのへんの浮浪者とかではないか、あるいは実在していないのではないか、といったことから疑ってかからねばなりません。奇想天外で摩訶不思議なことが起きる地域ですから、政府の公式発表などは、まず嘘があると思った方がいいくらいです。本筋から多少離れるけれど、死刑などが決まってなお「名前などは明らかにしていない」というのは相当怖いことじゃないですか? 犯したかどうかも定かでない罪である日突然秘密裏に逮捕され、一方的に責任を被せられて誰にも知られず葬り去られる可能性があるということですから
(@ @; ゾーッ
我が国でも人権に配慮して氏名や写真を報道せず、ということがままあるけれど、どこの誰がどんな嫌疑で拘束されたか公表されないということは、結構怖いことかも知れません。話の飛躍が過ぎるかもしれないけれど、逮捕者の氏名と写真の公表は、人権を守るため逆に必要かもしれないな。この問題、考え始めるとかなり難しそう・・・ (・。・;ウーンなにしろCIAは、カショギ事件に、ムハンマド皇太子が関与しているとするなか、当の本人のムハンマド皇太子は、この事件の真相を究明する委員会の委員長に就任していた国である。裁かれるべき人間が、裁く側のトップになるという、無茶苦茶な状況。政府発表など、何一つ信用できない。サウジアラムコのIPOを東京市場に引っ張りたいみたいな声をよく耳にするが、今回の事件の幕引きから伺えるガバナンスや権力構造の異質性をよく考えるべきだろう。