【平野啓一郎】「創造する力」は、芸術家の専売特許じゃない
2019/12/24
弱冠23歳で芥川賞を受賞し、20年にわたり作品を生み出し続ける小説家、平野啓一郎。2019年には『マチネの終わりに』が映画化され、さらにファン層を広げている。
機械的な作業がAIによって置き換えられつつある今、ビジネスパーソンにとっても創造性は「必須スキル」となりつつある。
人を引きつけるストーリー構築の仕方や、人からの批判をどう受け止めて昇華させるかなど、平野氏の創作プロセスを丁寧に教えてもらった。
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〉普段レストランの待ち時間にスマホをいじる人がレストランの情景を丁寧な描写するシーンを読むと退屈。
平野啓一郎さんはこれをUIが適切でないと自己認識し、ターゲティングや書き振りに修正を加えているそうです。
小説家でありながらマーケッターですね。
タイトルは『創造する力』は芸術家の専売特許じゃない
ですが、『マーケティング』はビジネスパーソンの専売特許じゃないともいえます。
今年、福山雅治さん・石田ゆり子さん主演で映画化された、「マチネの終わりに」。作者の平野啓一郎さんに、物語をつくるという0→1のプロセスについて、詳しくお伺いしてきました。
「起承転結」では読者は辛抱できないというお話や、どうやったら魅力的で深みのあるキャラクターを生み出すことが出来るのかなど、思考のプロセスを追体験でき興味深かったです。
あまり映画好きではないですけど、マチネの終わりには、また見たいって思うくらいの素敵な映画でした。
ニーチェを感じた私の感想はnoteに記したので、感想はこちらをどうぞ。
https://note.com/mikacouture/n/n958a73f30d6c
平野さんの作品には、難解な言葉も時には交えながらも、決して人を見放さない、繊細さと作品へのこだわりに通じる丁寧さを感じます。
これからも作品を通して、創造する力を勉強させてもらいたいです。
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