任天堂がオンライン以上に「リアル店舗」へ力を入れ始めた理由
マネー現代
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リアル店舗を使って、これまでリーチしていないユーザーに対しての接点を増やすのは想像できますが、量的には大幅に期待できるものではありません。一方で、実際のお店は熱狂に近い賑わいがあります。オンラインによって、24:00解禁にプレイできたり、対戦できたりする環境を得た先に、「熱狂を共有する場」が必要になったんじゃないかなと思います。
先日、知らずにたまたま店舗の前を通った時に長蛇の列を見ましたが、整理券がない方の待ち時間は180分でした。確実に入りたい方はまず整理券を手に入れるのがいいようです。
整理券は開店前に配布されるそうですが、PARCOの前に人が溢れるとスペイン坂で配布するなどしているようです。
PARCOの6階は任天堂ショップ以外にもジャンプショップやカプコンの店があり、他のフロアとは雰囲気が違って、ファミリーや若いカップルが多かったです。従来とは異なる客層が来館するきっかけにもなっていますね。昔ながらの小売店が苦戦していて、キャッシュポイントが別にある企業・業態がゼロベースで体験価値が高いリアル店舗を作って繁盛させる流れって改めて本当に面白いなと思うところです。ゼロベースで考え直すって既存店だと中々難しいので。