【石破茂】このままだと日本は終わる。今、鳴らしたい3つの警鐘
1957年生まれ。鳥取県出身。1979年に慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、三井銀行(三井住友銀行)入行。1986年7月、旧鳥取県全県区から全国最年少議員として衆議院議員初当選、以来11期連続当選。 防衛庁長官、防衛大臣、農林水産大臣、自由民主党幹事長、国務大臣地方創生担当・国家戦略特別区域担当等を歴任。
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何度か聞いたことがあるのですが、石破さんの話は間違いなく面白い。
なぜ面白いかといえば、この人は典型的なオタクで、その分思考が深く、毎回普通に過ごしていれば気づかない気づきがあるからです。
一方で政治家としてはそれが欠点にもなります。
私も含めおよそオタク成分を持つ人種は凡そ頭でっかちで実現力が弱いので、ノンロジックでそれを実現するためにそれを信じ驀進するパートナーが必須なのです。
しかし石破さんにはそれがいないのです。
政治というものはある種の総合芸術で、どこが尖っていても大成はしない、すべてにおいてバランスが必要とされます。
なぜならば最大多数の最大幸福を実現する民主主義という制度の宿命だからです。
警鐘を鳴らすだけなら私のような凡人でも評論家でもできます。
政治家なら、その為の対策を実現できる人と力を手にしなければ意味がありません。
それができるかどうかが、本当に石破さんが宰相の地位に上がれるかの試金石となるでしょうね。
多数決で物事が進む民主主義の国では、政治家は世論に迎合したトークばかりをしてしまうこともあります。
しかし、多くの国民がまだ気付いていない問題を伝えていくことも、「嫌われ役」になるリスクはあるものの、政治家の重要な役割です。
石破さんには、「嫌われ役」も厭わず、有権者にありのままを説明することに拘ってきた政治家だと感じることが多いです。
また、政治に民意を反映しづらくしている、構造的な問題についても話していただきました。
いち有権者としては、やっぱり野党に頑張ってもらって、自民党と熾烈に競い合う過程で優れた政策が生み出されていくような流れを作ってほしいです。そうすれば、私たちは小選挙区制のメリットをがっつり享受できるのではないでしょうか。
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