【加藤勇志郎】ものづくりのアマゾンを目指す男

2019/12/17
いま世界が知るべき、新しい日本人の「顔」は誰なのか。
2020年の東京五輪で注目される「TOKYO」を中心に、新しいムーブメントを生んでいる人々を特別企画「NEO TOKYO(ネオトウキョウ)」で紹介してゆく。
初回に登場するのは、180兆円の市場規模を誇る日本のものづくりの構造を、大きく変革しようというスタートアップ、キャディ創業者の加藤勇志郎だ。
彼らが提供するプラットフォーム上では、求めている部品の設計図をアップロードすれば、わずか7秒後に見積もりと発注先候補が見つかる。
外資系コンサルティング会社マッキンゼーに入社し、2年でマネージャーに昇格するという輝かしい経歴を持つ加藤が、「下町ロケット」の世界に飛び込んだ理由はどこにあるのか。
メード・イン・ジャパンの裏に潜んでいる、構造的な歪みをビジネスチャンスに変えようとする起業家の「アタマの中」を紹介しよう。