なぜ日本の大学は世界にこれほど遅れをとっているのか
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アカデミアの世界は市場としては分野ごとに一つになっていると思うので、THEの競争に参加して上位獲る学校と、ニッチを攻めたり、分野特化で勝つ学校はわけたらいい。どの学校も世界市場のどの位置をなぜ目指すのかさえはっきりさせれば良いと思う。
日本というエリアの国際競争力の観点から見ると、今のところランクインも少なすぎるし増やすべき、順位もあげないと、と思うけれど、全部の学校がここに血道を上げる必要はないでしょう。
例えば「日本語で全て教育する」ことが特色になっている学校ももちろんあって良いし必要だと思うが、その場合世界市場においてそれは何を目指すこちなか、どうやってそれを担保するかをはっきりできれば良いだけだと思う。日本の大学は、白い巨塔みたような大学とか、学生が写経してる大学とか、遊園地みたような大学とかあるわけです。これ昔からなのですよ。私が〇〇年前に大学生だった時と、ほとんど変わらないのです。全く変わらないのが日本の教育現場なのです。
ただ、授業料は国公立大学は50倍。奨学金も制度が改悪されてますし、先生は非正規の方ばかりと聞きます。建物はよくなってますが、中身は悪くなってるようです。
それに、私みたいに数学専門の者は関係ないですが、基本お金は国からも地方自治体からも出ないようです。
これで、世界に通用する大学なんて、出てくるわけないのです。基本お金がないので、セイシンリョクで順位を上げるしかないのですよ。
バカみたい。何を主張したい記事なのか良く判りませんでしたが、事実は以下のグラフが全て。
https://www.nistep.go.jp/sti_indicator/2016/img1shou/1-3-10.gif
https://www.nistep.go.jp/sti_indicator/2016/img1shou/1-3-09-A.gif
儲かる研究には金を出すが、基礎研究には金を出さない!総額として研究予算は削れ!とかの政府方針で長らくやってきている訳ですよね。
これでどうやって「大学の国際競争力」とかが上昇すると考えるのか、不思議以外の何物でもないです。
体制とか体質とかグローバル視点とか英語化がとか、殆ど関係ないでしょう。
しかもこれ、円で計算していますので、ドル計算するともっと悲惨な結果となるでしょう。