【新トップ独白】インスタが「いいね！」を隠した理由

2019/12/14

インスタグラムが今、転換点を迎えつつある。

今や月間10億人が使う巨大プラットフォームへと成長したが、その立役者ケビン・シストロムとマイク・クリーガーという2人のカリスマ創業者が電撃的に卒業して1年が経った。

後任を務めるのは、アダム・モッセーリ。フェイスブック社歴12年で、「ザッカーバーグの仲良しクラブの一員」とも評される人物だ。

最近、話題を呼んでいるのが、「いいね数を隠す」というインスタの“変化”だ。

実はこれこそ、幹部陣を一新し、「フェイスブック色」が強まるインスタ新体制後の“変化”でもある。

果たしてその狙いとは。インスタの新トップをNewsPicksは直撃した。

「創業者の後継」という重圧

コメント

選択しているユーザー

• Shimosakaida Naoya

  インスタ勉強するの楽しい

注目のコメント

• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2019年12月14日

  自分たちだけの夢を追いかけていればよかった創業者。しかし、買収された企業の傘下に入ってからは、グループ間のシナジーを考えなければならなくなった。そのストレスに耐えられなくなって去っていく創業者。よくある話ではあります。
  
  そんな異文化の企業を継いだトップは、体質改善に相当な努力が必要です。Adamさんは利用者、特に若い人たちのストレス軽減に力を注いでいる。社会インフラ化したSNSのコンプライアンスを遵守しながら、新しいチャレンジをしているという感じを受けました。
• 横山 直人

  株式会社フライウィール CEO & Co-founder

  ・2019年12月14日

  インスタインタビューの長編。
  滞在時間が減ったけど、投稿数が増えたとのこと。エンゲージアクションが増えた方が圧倒的にグロース観点では優先度が高いと思いますが、滞在時間減少によるレベニューインパクトがネガティブにでるほどではなかったということでしょうか。
• 岡 ゆづは

  NewsPicks編集部 記者

  ・2019年12月14日

  NewsPicksで池田編集長と「インスタ・エコノミー」の特集をやって早2年。今や10億人を抱えるプラットフォームになりました。親会社フェイスブックから多大な期待を寄せられる一方、創業者の電撃退任、いいね数の非表示など、転換点を迎えています。
  全3回の特集、第1回は「ザックの腹心」として知られる新トップのモッセーリ氏。いいね数を隠して、何が分かったのか。ザックとどのような議論をしているのか。きちんと意見出来ているのか。様々な疑問に答えてもらいました。